ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
8月13日に
ゆめタウンの宮脇書店で
衝動買いをし
面白くて
一気呵成に読み終わった
『文豪たちの悪口本』が
今朝の読売新聞の
3面下の広告欄に
載っていました。
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認知されて嬉しいような
広告をしなくても売れる本なのに
殊更めいて寂しいような
二つの気持我にありの
少し複雑な心境でした。
妻・鏡子から見た漱石――家庭における漱石の言動
お前はオタンチノパレオラガスだよ
★早起きをするとぼんやりしてへまをする鏡子を揶揄し
漱石が発した「オタンチン(間抜け)」と
東ローマ帝国最後の皇帝「コンスタンチン・パレオロガス」をかけた言葉。
此奴は変な奴だな。
亭主より余程天狗の方を信頼して
いるんだからかなわないや
★占いに凝っていた鏡子に迷信を信じない漱石が
占い師を「天狗」と言って笑った言葉
子規て奴は穢い奴だ
★寒さに耐えかねて火鉢を抱えてトイレで用を足した子規が
戻って来てその火鉢ですき焼きを食べているのを知った漱石の言葉
お見合いをしたときに歯並びの悪い口元を
隠しもしないで笑っている鏡子の
天真爛漫さが気に入って結婚した漱石ですが
神経質で癇癪持ちで家庭内暴力をふるう人
でもあったようです。
まぁ~それでも
2男5女も産み育てたのですから
夫婦仲のことは伺い知れぬものです。