ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日帰宅すると玄関先に
山梨の弟夫婦から送られてきた
ダンボール箱が置かれていた。
今年も贈ってくれたのだと
ダンボールだけで分かった。
毎年毎年
岡山とは種類が違うからと
甲州ブドウをくれる。
箱の中の上の二つがシナノスマイル。
左の中下が早生甲斐路。
右の中下は種なしピオーネ。
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岡山と山梨は桃太郎伝説でかぶるが
果物でもブドウとモモでかぶってしまう。
4歳年下の弟と
うちの奥さんと同い年の義妹の夫婦も
2人の娘が遠方に嫁ぎ
今では山梨の大月市猿橋で
夫婦2人だけの生活をしている。
「お義兄さん・・・そっちはどうです?
こっちはもう寒くて日中温度が18度ですよ」
礼の電話に出た儀妹は
挨拶もそこそこにそう切り出した。
声は元気そうだった。
私はこの義妹の明るく
サッパリとした性格が好きだ。
水戸の出身だか
言葉を短く切るような物言いも
義妹の性格にあっていて好ましい。
声を耳にするだけで
元気がもらえる気がする。
しかし
そうそう話すこともなく
弟の近況を聞いて受話器を置いた。
「さっき岡山のお義兄さんから電話があったよ」
「そう・・・元気にしていたかい?」
「分かんない・・・でも声は元気そうだったよ」
帰宅した弟と義妹とはそんな会話を交わすことだろう。
便りがないのは良い便り
物を贈り贈られた時に
礼の電話で短い遣り取りをする。
その時に一瞬にして醸しだされる親密性が
心弾み楽しく嬉しい。
今年もブドウをありがとう。