ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今日は父と祖母の月命日で
墓参の日なのだが
雨模様のために
明日に変更した。
昨日の奥さんは
午後から絵手紙教室に行き
私は居間のソファーに
長々と寝そべり
フレンチブルのタントを
フットレストにして
奥さんの居ぬ間を
読書三昧で過ごした。
「どうこれ…何に見える???」
4時前に帰って来た奥さんが
絵手紙を私の前に突き出して
息せき切って尋ねてきた。
『ビリケンさんの帽子みたいじゃなぁ~』
一瞬そう思ったがその事に触れなかった。
「早く!!!…早く!!!…何に見える???」
「ドングリだろ…すぐに分かるが!!!」
『下に書いてあるがな』とは言わず
無難に答えを返しておいた。
「そう…分かった…よしよし!!!」
『何がよしよしじゃ!!!』
上からで偉そうなとは思ったが
大して反発は感じない。
40年も連れ添った夫婦とは
『そんなもんじゃ』
と達観しながら
10月22日(火)の讀賣新聞の朝刊
13面のくらし欄の人生案内の
東京のW男氏の相談を
思い出していた。
妻の「上から目線」ストレス
70代男性。妻にストレスを
感じています。
上記の文面で始まる相談は
見合い結婚で、妻に
はそれなりの愛情と哀
れみを持っており、ゴ
ルフには必ず誘うよう
にしています。(中略)
以前、何回か夫婦げ
んかをしました。妻が
土下座をして謝ったこ
ともあります。
などの文章がその中に散見され
W男氏の方がよほど
上から目線ではないか
と感じた。
40年も夫婦をしていると
男と女の違いや強さ弱さも
ない交ぜになってしまい
新鮮さや目新しさも無くなり
親子兄妹よりも近親感が強くなり
寝室も別になってしまうものだ。
上であろうが下であろうが
奥さんの目線を感じて
ストレスを覚えるなど
うらやましい70代男性である。