ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は互助会の元同僚の
3人会の忘年会だった。
場所は田町の一扇。
時間は午後6時から。
左の写真は一扇の文字入りの
箸の帯巻紙。
コース料理に
飲み放題の店ではなく
一扇の料理は会席で
一品一品吟味されていて
美味しかったし
私には量的にも丁度良かった.。
.
幹部社員だった板東・難波・私の3人が
それぞれ互助会を退社した1986年から
始めた忘年会だった。
30代・40代だった頃は
宴席の後の梯子酒。
いつ頃からか
津山の加藤氏も
参加するようになり
3人会が4人会となり
2時3時まで飲み歩いた。
これでは疲れるばかり…
朝までの飲むのなら
温泉にしよう
となって
50代になると
毎年温泉地を変えて
忘年会を続けた。
温泉になってからは
私は奥さんを同伴し
板東・難波・加藤の3氏は
ゴルフ場を回ってから
温泉旅館で合流した。
転機は私が60過ぎになった頃
50代後半の板東氏が胃癌の手術で
2年間の不参加。
温泉旅館での忘年会も
板東氏が不参加で
何となく盛り上がらず
板東氏の手術の2年目は取り止め。
忘年会の再開は
板東氏が回復した3年目からで
岡山の料理屋での宴会のみ
となったが
ここ3年は言語不明瞭のために
加藤氏が不参加となっていた。
来年70歳になる私も
3歳若い板東・難波両氏も
最近ではめっきり酒量も減り
昨日も焼酎の二階堂の
720mlを下ろしてもらって
3人で分けて飲んだら
丁度良かった。
3時間ばかり
話ながら会席料理をつつき
焼酎の水割りをなめるように飲むと
すっかり気分も良くなって
解散となった。
この3人会の忘年会が
いつまで続くことやら…
3歳若い板東・難波両氏よりは
早く逝かせてもらいたいと
今の私は望んでいる。
昨日は忘年会の前に
奥さんと岡山イオンに行った。
奥さんは縄跳びを買うのが
目的だった。
奥さんが東急ハンズで
縄跳びを探している間
私は小物を見て歩いた。
木の靴ベラが気に入って
買う事にした。
レジコーナーに行き
若い女店員に
重ね蓋の箱入りを差し出すと
バーコードが見つからない。
「木の札のバーコードがありません。
値段を教えてください」
女店員は胸元の小さなマイクに
焦った声で語りかけていた。
「これは札じゃなくて靴べらだよ」
私は親切心で教えたが
今時の若い子は靴べらも知らないのかと
少しびっくりした。
ベテランらしい女店員が来て
靴べらをきっちりと箱詰めにして
クルリと裏返した。
バーコードは
上蓋の中の収まっている
下蓋の底に貼ってあり
靴べらを箱詰めにすると
現れるようになっていた。
初老の意地悪な私には
若い女店員の狼狽ぶりが
可愛らしかった。