ただの相談役　気まぐれブログ

アナタの隣りの工務店
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日は断食日で空腹のまま
8時に寝室に籠もった。

10時頃に尿意を覚え
階下に降りていくと
居間にいた奥さんが
寝ようとするところだった。

「10時を過ぎたから…
お酒でも飲まんか？」

奥さんに否やはなく
H井さんにもらった
女城主・生にごり酒と
3オンスも入るかどうかの
小さなラッパ型の
ビアグラスを2個準備した。

アテはピーナッツ。

テレビをつけて
録画しておいた
ファミリー・ヒストリー（NHK) を
見ることにした。

公家風の化粧の春風亭昇太さんが
テレビいっぱいに映し出され
画面の下に「おんな城主・信虎」
今川義元の役とテロップが流れた。

「オイオイ…この酒の主人公の話じゃが…」

「なんで女の名前が信虎なんよ…」

「男の城主のように見せるためじゃろ」

「そんなんでだませたんじゃろうか？」

「だませたんじゃろうな…
井伊家は幕末まで続いとるから」

そんなことを話しながら
ビアグラスに注いだ生にごり酒を
私は8杯…奥さんは4杯
飲み干していた。

生にごり酒はアルコール度が15～16°
酸味があったが
口当たりの良さに飲み過ごし
いささか酔いながら考えた。

女城主を飲みながら
テレビを点けると
おんな城主のテロップが
画面に流れる。

こんな偶然の確率は
どの位なのだろう。

初めて会った日に
女性の名前をK子と当てて
その女性と結ばれるという確率と
どっちの確率の方が高いのだろう。

「偶然の確率」という歌がある。

　　　　　この日のために生きてきた、だなんて
　　　　　　　大げさだといい切れる気がする
　　　　　　　だからこそいまこの瞬間にある
　　　　　　　　偶然の確率…カタチにして

最終章の歌詞である。

カタチにして40年になるのだが…。