ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日は
ゆめタウン内の「一番館」で私はイタリアン
奥さんは和風スパゲティーを食べて
食後にホット・コーヒーも注文していた。
ところが食後のコーヒーが来ない。
私と同年配のママは
店内を闊歩しているのだが
手を挙げる私の方を見ない。
食後10分もたった頃に
厨房から出てきたマスターが
私の上げた手に気付き
カップの耳を持ち
手の甲を返す仕草に頷いた。
「アッ…忘れてた‼‼‼」
すぐに店の奥から
ママの大きな声が響いてきた。
コーヒーを運んできたママは
卓上の伝票を見て
コーヒーが記入されているのを
確認していたが
スパゲティーを運んで来た時に
伝票まで置いていったから
コーヒーを忘れたのだと思った。
伝票は最後の品を運ぶまで厨房に残し
「これでご注文の品は終わりましたね」
という言葉とともに卓上に置くものだ。
コーヒーを飲みながら
伝票を見ると2915円だった。
小銭入れを調べると
500円硬貨が2枚と100円硬貨が3枚に
10円硬貨が5枚と5円硬貨が1枚入っていた。
私は1000円札2枚と500円硬貨2枚に
15円を手にしてレジに向かった。
「さっきはごめんなさいね」
とレジに回ったママが地声で謝り
「ハイ…丁度ねっ…ありがとう‼‼‼」
と礼を言い添えてきた。。
私もママの声に圧倒されて
思わず返礼を言いそうになった。
「イエイエ…ごちそう…違うがな‼‼‼」
「ほんまじゃ…100円お釣りやったわ…」
ママがニッコリ笑ってきた。
大きな声の人に悪人はいない
そんな気がした昨日だった。
ゆめタウンでは本も買っていた。
『信長になれなかった男たち 戦国武将外伝
(安部龍太郎 著・GS幻冬舎新書)』