ただの相談役 気まぐれブログ

ボウフラの都々逸と住宅会社
202002.08

アナタの隣りの工務店
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

ボウフラが 人を刺すよな 蚊になるまでは
    泥水飲み飲み 浮き沈み

作者不詳のこの都々逸は森繁久彌さんが生前
好んで口ずさんでいたものだそうだ。

功成り名を遂げた人の多くは下積みの昔を忘れてしまって
生まれながらの成功者のように振舞いがちだ。

浮きつ沈みつしながら泥水の中を泳いでいた
ボウフラの頃のことを思い出せる人だけが
初心の大切さを保ちながら柔らかな優しい想いで
他者と交わることができる。

私は会社創業時の苦しさを思い出す。

悪夢にうなされて
脇の下に冷や汗を流しながら
目を覚ますことが今でもある。

高額商品でありながら現場で作り上げるまで
完成形のはっきりしない家のような品物に対して
工程の中で実際の出来上がりを見た施主からの
注文が多くなるのは当然のことである。

住宅会社にとって施主・建て主ほど
ありがたい相手はいない。

事前約束に対する違反や
信義信頼の原則に反さない限り
施主の注文がどのようなものであれ
クレームではないと私は考えている。

成功を収めている住宅会社は
創業時の浮き沈みをしながら
泥水を飲んでいたボウフラ時代を
忘れてはいけないのではないか。

私はそう思っている。

執筆者:中井勝人
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