ただの相談役 気まぐれブログ
アナタの隣りの工務店
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今朝の丑三つ時のタントとの散歩は
風が強くて寒いものだった。
今日3月5日は二十四節気の一つ啓蟄。
昔ガマを十数匹ほど飼っていたころは
啓蟄のころというとカワズ合戦の最中で
二十四節気の季節感を実感したものだった。
昨日実家で本を読んでいると携帯が鳴り
T本女史の来社をチヒロが知らせてくれた。
早島自分史教室が閉鎖して以来
お逢いできなかったが
「茶屋町に来たから」と
わざわざ立寄ってくださった。
昨年 60歳で再婚し
19年連れ添った同い年の
ご主人と永別なさったが
ご主人は感謝の言葉と共に
逝かれたとのこと。
私とチヒロはT本さんのご夫婦に
食事に招かれたことがあったが
ご主人は人柄の良い紳士であった。
女傑ともいえるT本女史を
心の底から愛しておられた。
良い想い出を女史の胸の内に
残して身まかられたのだろう
女史の笑顔には
『することはしてきた』
という満足感が漂っていた。
分担を頂いた…
ありがとうございます。
今朝の読売新聞の下段の
本の広告欄には
追悼 野村克也とあり
野村本が列記してあった。
奥さんに先立たれると
男はダメですね。
2017年の12月8日に
奥さんを亡くして
野村さんが亡くなったのが
2020年2月11日。
.
仲の良いご夫婦だったのだと
推量できる。
以前読んだ本にそんな野村さんの
奥さんとの思い出話が載っていた。
「だけど、五十年近く前に初めて会ってから
ずっと話していた履歴は、全部ウソだったな。
親は社長だとか、アメリカのコロンビア大学に
留学したとか。衆議院選挙に立候補して落選し
て、そのあと経歴詐称があったと騒動になった
ときに初めてウソだと知った。怒らなかったの
かって?全然。騙されたほうが悪いんだよ。
一度だけ、
『お前、オレにいったこと全部ウソやないか』
といったらサッチーさん、怒った怒った。
『あんたに関係ないでしょーっ!』
って。関係あるよな?」
この話…大好きだ。