ただの相談役 気まぐれブログ
想像と家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今日の午前中の
展示場での商談が終わると
大将人形の飾り付けをすると
聞いていたので 昼前に
金福園弁当と粽と柏餅を
チヒロ夫婦に差し入れた。
金福園の弁当は
ライス大盛りを注文したら
大盛り分が別のパックに
入っていた。
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柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)食べ食べ 兄さんが
はかってくれた 背のたけ
昨日くらべりゃ なんのこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ
柱にもたれりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔だして
てんでに背伸び していても
雪の帽子を ぬいでさえ
一はやっぱり 富士の山
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いらかの波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)に
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり
開ける広き その口に
舟をも呑まん 様見えて
ゆたかに振るう 尾ひれには
物に動ぜぬ 姿あり
百瀬の滝を 登りなば
たちまち龍に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり
大将人形は
ヒロトに買ってやってから
毎年展示場の和室に
飾ってくれている。
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私が70年前に
買ってもらった
大将人形や桃太郎も
一緒に出してもらい
飾ってもらっている。
私の大将人形も
さぞや喜んで
いることだろう。
大将人形と言えば
五月五日の端午の節句。
五月待つ 花橘の 香をかげば
昔の人の 袖の香ぞする
五月(さつき)は
早苗月(さなえづき)とも言い
早苗といえば早乙女(さおとめ)で
私の好きなこの歌が
口の端にのぼって来る。
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卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
さみだれの そそぐ山田に
早乙女(さおとめ)が 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ
橘(たちばな)の かおる軒端(のきば)の
窓近く ほたる飛びかい
おこたり諫(いさ)むる 夏は来ぬ
棟(おうち)ちる 川べの宿は
門(かど)遠く 水鶏(クイナ)声して
夕月すずしき 夏は来ぬ
五月(さつき)やみ ほたる飛びかい
水鶏(クイナ)鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ
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散歩から帰り
おばあちゃんにオシメを
取り換えてもらったヒロト。
私と奥さんとヒロトと
三人で汐入り川の土手道を
散歩をした時には
菜の花が咲き
モンシロチョウが
乱舞していた。
チョウチョ・チョウチョを
ヒロトと私と奥さんは
ごくごく自然に
口ずさんでいた。
私もヒロトの年の頃から
童謡を歌ってもらっていた。
やはり童謡は良いものだ。