ただの相談役 気まぐれブログ
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今日から10月。
10月の『禅語こよみ』
。
達磨図(伝中峰明本賛
伝馬麟筆/室町時代
(十六世紀))
烟蒼波落(えんそうろうらく)
深ければ掲(けい)し
浅ければ厲(れい)し
一葦(いちい)もて航(ふね)と為す
直指単伝(じきしたんでん)
有る底(てい)は茫々
あわてるな
達磨は常に
ここに在り
やっと空気感が
時候に追いついたようで
我が家の庭の隅の白い彼岸花が
いっせいに咲き始めた。
。
そろそろ夜寒(よざむ)
という言葉が
似つかわしい
季節になってきた。
タントとの散歩のときなど
長袖カッターだけでは肌寒くなった。
きりぎりす 夜寒に秋の なるままに
弱るか声の 遠ざかりゆく
秋の夜長に
虫の音が聞こえていたが
その音も弱くなってきて
しんしんと寒さが凍みる冬が
やってくる。
西行法師の歌だ。
この時季
居間の掃き出し窓を開け放って
外気を入れていると
光りに誘われて蚊が室内まで
入ってくる。
その蚊の羽音も今は弱弱しい。
昨夜部屋に入って来た蚊を
両手で打ち殺しながら
『蚊の泣くような声』とは
夏の蚊なのか 秋の蚊なのか
夜寒の中で意外と真面目に
考えていた。
。
昨日からリフォーム工事に
入らせていただいているN崎さんから
ダイゴが『六時屋タルト』を
我が家の分まで頂いてきた。
N崎さん‥‥
お心遣いをありがとうございます。