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「かくかくしかじか」
201708.07
こんにちは。
今年の夏は「読書の夏」になりそうな千です。
といっても、今回は漫画ですが。
東村アキコさんの「かくかくしかじか」というエッセイ漫画を読みました。
漫画大好きだった東村さんが、美大受験を目指す中で絵の恩師と出会い、美大へ行き、社会人生活を経て漫画家になるまでを描いたもの。
アートの世界も、基礎を学ぶときはひたすら石膏像を描くスポ根ぶりにビックリしましたが、作者の恩師への想いと後悔に、ビービ―泣きながら読んでました。
世の中には、絵を描くために生まれてきた人がいて、その人たちはとにかく描きつづけていかないといけないんだな、ということをしみじみ実感しました。
いい恩師と出会えて、本当に幸せな作者です。
そして、先生も、いい教え子に出会えて草葉の陰から喜んでいらっしゃるだろうなと思いました。
執筆者:片岡千尋