スタッフブログ
こんにちは。
若干風邪気味の千です。
だから食欲もなかったのねぇ~と思いますが、ちょっと気が抜けたのでしょう。
ボチボチ頑張ります。
新年度になり、お昼休み、ぼ~っとした頭で過去を振り返っていました。
きっかけはガマさんの言葉。
「昨日、おまえに『好きで始めた仕事じゃない』って言われてショックでなぁ」
何の話だったからか、そんな風に言ってしまって、ガマさんを傷つけてしまったようでした。
ブログに書いたこともあるかもしれませんが、私がこの仕事を始めたきっかけは、ガマさんが「儲かるぞ」と言ったから。
嘘をつかれたことがなかったので、そうかそうかと思って簡単な気持ちで始めたら、初めての嘘になりました。
まぁ、人生の谷底を経験させてもらいました。
赤毛のアン風に言うながら、絶望のどん底。
底に落ちてみて思ったのは、落ちるとこまで落ちたら後は上がるだけなので、底にいるときはそこまで辛くないということ。
お友だちのご両親の建て替えという光が見えてからは、本当にがむしゃらに上がってきたように思います。
建築の仕事は勉強になることばかりで、その都度頭を打ったり、落ち込んだり。
その分お客様に喜んでいただけて、涙したり、感謝したり。
この仕事をしていなければ、幸せそうなご家族を見て結婚観が変わることもなく、今も独身だったと思います。
向いているのか、向いていないのか、いまだによく分からないけれど、ご家族を幸せにできるやりがいのある仕事で、この道に進んで良かったと感じています。
話は脱線しますが、今はちょっとお休みしている詩吟も、同じような感じです。
始めたきっかけは、先輩がいろいろとおごってくれて、みんなでワイワイ楽しそうだから、というもの。
詩吟自体は好きでも何でもなく、入ってみるとなかなか厳しくて、音程が上手に取れない私には余計、辛いものでした。
一緒に入った仲間7人のうちでも、一、二を争うくらい下手ではなかったか――。
学年が上がると教えないといけないし、責任も増え、なんでこんな部に入ってしまったのかと、泣きながら帰る毎日。
それでも、終わってみれば、いろいろあった分、今もお付き合いが続いています。
他学の友人もでき、私の宝物です。
交流のある先輩がガマさんと同じ年の方とか、ゆるいサークルとかだったらまずないのではないかと思います。
私には後先考えずに物事を決める傾向があるのかもしれませんが、好きじゃなく始めたことも、一生懸命やっていたらいつの間にか好きになっていることもあるし、今は仕事も詩吟もやって良かったと思っているので、「好きで始めた仕事じゃない」という言葉は忘れてください、
とガマさんに言いたかったけど、上手に言えそうにないので、ブログに書いておきます。
あと、「儲かるぞ」という言葉は、エイプリルフールの日に言ったんじゃないですよね?と。