スタッフブログ
こんにちは。
昨日は休みだったようなそうでなかったような千です。
今日は仕事予定としていた申請書類の提出ができたので、とりあえずホッとしています。
さて、昨日は10月4日でした。
ここ数年、10月4日が近づくと何ともいえない気持ちになります。
今年の10月4日は日曜日で、午前中はガマさんが随筆教室でお世話になったYさんが来られました。
ガマさんが書いていたように文芸思潮という雑誌を持って来られ、ガマさんたちの会話を聞きながら、何の気なしに優秀賞のYさんの随筆を拝読。
簡単に書きすぎて申し訳ないですが、簡単に書くと、ご子息のお友だちが17歳で不慮の事故により亡くなり、その後、ご子息は彼の学生服を小さくなっても着続けて卒業した、というお話でした。
淡々と書かれていて決してお涙頂戴の話ではなかったのですが、Yさんやご子息のお気持ち、何よりご両親のお気持ちを思うと胸が痛みます。
同時に、先に書いた昨日、10月4日は高校の同級生の命日で、先に逝ってしまった彼女のことと重なって、涙腺が決壊してしまいました。
35歳での病死。
4年前のことです。
17歳の彼も一人っ子、彼女も一人っ子。
ちょうど1か月後にお母様からお電話をいただきましたが、いまだにその時の声を忘れることができません。
ただ、Yさんの随筆を読んで、私もいつか、彼女との思い出を書ける日がきたらなぁと思いました。
手芸が得意な人で、いろいろと手作りしてくれました。
今も使っています。
また、暗くなるからブログでは遠慮していたし、家族や友だちに彼女の話をすることはなかったけれど、話題にして彼女のことをずっと覚えているということが今後できることなのかと思うようになりました。
高校の同級生でこのブログを読んでくれている人へ。
昨日、Sちゃんの命日だったよ。
Sちゃんのこと、思い出して心の中で手を合わせてみてください。