スタッフブログ
こんにちは。
6月もあっという間だった千です。
6月19日は桜桃忌で太宰治を偲ぶ日でしたが、22日が棟上げでその段取りに慌ただしく、そんな余裕もなく終わっていました。
ガマさんのお友だちの小林さんから25日にサクランボをいただき、あっそういえば…てな感じ。
また、6月6日は中高時代に好きだった氷室冴子さんの命日でもあり、6月は偲んでばっかりの月なんですが、集めていた本は知らない間に真備に寄贈されており、もはや本を手に取ることさえできません。
ガマさんが持っていた太宰の本もなく、しみじみする時間もなく、サクランボを子どもと取り合いして偲ぶ月が終わりそうです。
去年は自分自身が太宰の亡くなった年になるので、全集を読もうと手に取ったものの、2歳の子を育てつつ妊娠していた自分には太宰の文章が甘えているように感じられて仕方がなく、「しゃんとせえよ」と心の中で檄を飛ばし、1巻で終わってしまいました。
もう太宰という年ではないのでしょう。
そんなことを思いながら口に入れたサクランボはほろ苦く…ということもなく、やっぱり甘くて美味しいのでした。
小林さん毎年ありがとうございます。