ただの相談役 気まぐれブログ
オンリーワンの家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今日になってふと思い出し
少し落ち込んだ。
『6月も終わったな‥‥
今年も何もしなかったな‥‥』
毎月月末は晦日(みそか)なのだが
特に6月30日は
半年間に積み重なった心身の穢れを払い
残りの半年の息災を祈る
夏越の大祓の日なのだ。
毎年 年末の大晦日の
年越蕎麦を食べる時に
『来年の6月の晦日には
水無月を食べて邪気を祓うぞ』
と思ってはみるのだが
岡山にきてから
実行できた事がない。
ただ昨日は
それなりに楽しい日だった。
風呂の出窓のシダを2鉢入れ替え
その他の我家のシダを全て
南の板塀沿いに集めた。
風呂のシダはアスプレニウムばかりにした。
和名のタニワタリの仲間だ。
写真は向かって右より
アスプレニウム・ビクトリア
アスプレニウム・クロコダイル
アスプレニウム・レズリー
アスプレニウム・ハリケーン
アスプレニウム・オサカ
私がタニワタリ類のシダを
集める切っ掛けになったのは
新田のY,s +PLUS のお陰である。
去年の6月のことだった。
初めて店に入った時に
存在感のあるシダに出会った。
「これってオオタニワタリの変種?」
「よくご存じですね‥‥
アスプレニウム・コブラって言います‥‥
入荷したばっかりです」
お店の女性の笑顔が素敵なのと
深緑でゴツゴツとしていながら
伸びやかで生き生きとした葉に
一目で魅せられて買ったコブラが
アスプレニウム収集の始まりだった。
昨日
ひと月振りにY,s+PLUSに行ったら
件の女性が在店していた。
久し振りだった。
「ちょっよ見せてね」
「どうぞごゆっくり‥‥」
女性の笑顔に誘われて
帰る時には
チランジア・ウスネオイデス
を手にして
育て方を教えてもらっていた。
お花屋で笑顔の接客ができる店員は
花の育て方もよく知っているのだ。
私の経験知である。
「カメを触りたい」
昨日はヒロトが言い出して譲らなかった。
「じゃあリクガメを洗ってくれるか?
リクガメは水につけて洗ってやると
嬉しくなってウンコもするぞ」
嫌がるかと思ったが
ヒロトがタワシでゴシゴシと
リクガメをの甲羅を擦り始めたので
私は水栓パンに水を張ってやった。
しばらくすると
リクガメが大人の親指ほどの
緑色の異物を水の中にひり出した。
「カメさん‥‥よろこんだの?」
「そうみたいじゃなぁ~」
「へんなの‥‥」
母親に呼ばれて帰る時
ヒロトは立水栓で
いつもより丁寧に手を洗っていた。