ただの相談役 気まぐれブログ
あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日 10時半来訪で
譲って頂いた川埜龍三作品を
西海さんに持参して頂く
約束をしていた。
『場所が分かるかしら』と
駐車場で待っていると
西夏さん運転の車が
スーッと入ってきた。
助手席にも人影があった。
『まさか‥‥ご本人?』
戸惑っていると
車を出てきた小柄な男性が
目元に可笑しみを漂わせながら
頭を下げられた。
「初めまして」
『これは川埜龍三さんだ』と
とっさに私も
少年のようなぶっきら棒さで
挨拶を返した。
家の中に案内しようとした。
川埜ご夫婦の足は
シダ類の置き場所に向かった。
30分ばかり
私の独壇場になってしまった。
LDK に入ってからは
梱包をお二人に解いて頂き
作品をダイゴとチヒロに
見てもらった。
その後はチヒロも加わって
正午前過ぎまで
会話を楽しんだ。
「セイカさん‥‥
セイカさん‥‥」
龍三さんの
奧さんへの呼び掛けに
何とも表現のしようのない
敬慕の温かさが含まれていた。
「むかしボクは
歯も磨かなかったんですよ」
「電動歯ブラシを渡したら
歯ブラシが動くのが面白いって
歯を磨きだしたんです」
『お釈迦様の手の上で
腕白ぶりを発揮している
孫悟空のようなもんだ』
聞いている方まで
楽しくなってくる会話だった。
帰り際には再びお二人で
作品を
丁寧に梱包し直されていた。
龍三さんの作品は
作り出すのではなく
産み出しているのだと
見ているだけで理解できた。
川埜ご夫婦が帰られる時
ちょうど次女が帰宅してきた。
昼食は
奥さんと娘二人を伴って
LUCAS (ルーカス)に
カレーを食べに行った。
ルーカスには
いかしの舎とひまりやの
カードが置いてあった。
昨日は川埜龍三・デーだった。