ただの相談役 気まぐれブログ
あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
「越智さんが事務所に
カエルを持って
来られましたよ」
チヒロからの電話で
新事務所に急いだ。
知り合いの陶芸家に
カエルの制作を頼んでいる。
「ユーリンさんの新築祝いに
一番いいと思って‥‥」
聞いたのは
3ヶ月ばかり前だった。
土にこだわる瓦屋の
越智さんらしい
思い入れだと
好ましかった。
「ふ~ん‥‥
思っていたカエルと
違いますねぇ~」
私は漠然とではあるが
信楽のガマのようなカエルを
想像していた。
眼が活き活きとしていた。
「前足の指は4本なんだ」
「さすがよく分かりましたね。
ちゃんと
研究なさったようですよ。
前足4本‥‥後足5本‥‥」
「ホントだ‥‥
後足の1本は長くされている」
いくらデフォルメされていても
基本的なことは
押えているんだと感心した。
作家は岩谷窯の渡辺節夫さん。
越智さんが懇意にされていて
土のことだけではなく
『芸術的な面での師』と
仰いでいる人だという。
制作されたカエルを見ると
陶芸作家というより
造形作家という感じがした。
よい新築祝いを頂いた。
階段の踊り場の
カエルグッズの置き場の
天板の中心に置いてみた。
越智さん有難うございます。