ただの相談役 気まぐれブログ
零話4(2022)年 禅語こよみ
202112.14
あなたのための家づくり
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今年も 京都の借家を
管理して下さっている不動産業者の
(有)安祥さんが『禅語こよみ』を
贈って来て下さった。
四箇の瞎睡
(しこのかっすい)
鼻息雷の如し
(びそくらいのごとし)
聞き得て分暁
(ききえてふんぎょう)
諸聖再来
(しょしょうさいらい)
仏菩薩 虎を枕に 高いびき
四睡図 蘇山玄喬自画賛
(江戸時代〈十九世紀〉)
四睡図とは、国清の三隠と呼ばれ
る豊干、寒山、拾得とが、虎と共
にぐっすりと眠る様子を描いたも
の。豊干は弥勒、寒山は文殊、拾
得は普賢の化身と言われている。
真の禅の境地を表すものとされ、
その構図には安定感がある。蘇山
玄喬は、見性寺の啓邦玄栄につい
て得度し、白隠下の峨山慈棹の法
嗣である卓洲胡僊に嗣法した。見
性寺住持ののちに八幡の圓福僧堂
や名古屋の徳源僧堂において、師
家としてその禅風を挙揚した。神
機妙用禅師。
安祥さん
毎年ありがとうございます。
執筆者:中井勝人