ただの相談役 気まぐれブログ
職人が家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
朝起きると動物の世話をする。
ウンキュウの子ガメが増えた分
水替えと餌遣りの仕事が増えた。
今年は
琉金の子を取ろうと考えている。
琉金には毎朝
奥さんが煮抜いてくれた
玉子の黄身を与えている。
発情を促すためだ。
その分も朝の仕事が
増えた要因になっている。
それはそれで楽しいことだ。
動物の世話が済むと
パンと珈琲で朝食を取りながら
新聞を読む。
8:00からは習慣となってしまった
NHKの朝の連続テレビ小説を見る。
その後は朝風呂に入るのだが
今朝は違った。
昨夕から
買った時のままのビカクシダ・ステマリアの
汚れて反った板が妙に気に懸かっていた。
朝から思い切って古い板を
日本TSのN川氏の作ってくれ板と
取り替えることにした。
板をかえただけで
『ステマリアの美しさが増した』
と思うのは私だけだろうか。
コルク板のグランデも替えた。
枯れたビカクシダ・グランデを
未練たらしく置いていたが
私が丹精してきた
一回り小振りのグランデと
取りかえることにしたのだ。
この夏に目一杯世話をして
『大きく育ててやるぞ』
と気持ちを新たにした。
ただ
動植物を大きく育てるには
好きになるだけではなく
細やかな観察も必要だ。
細やかな気持ちを忘れると
殺してしまったり
枯らせてしまって失敗をする。
細やかさは
家作りにも相通じる心持ちだ。
動植物に愛情を注げないものに
良い家づくりはできない。
私はそう考えている。
そうこうしているうちの
もうお昼近くなった。
家に入ると
和室の続き間の納戸で
奥さんがゴソゴソしていた。
専有の隠れ部屋を作っていた。
私の趣味の部屋もほぼ占領された上に
私禁制のプライベートルームまで作られては
室内に身の置き場が無くなってしまう。
羊歯の裏路地だけが
私の安住の場所になりそうだ。
ベットを置こうかしら‥‥