ただの相談役　気まぐれブログ

職人も家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日は
カフェ バラードでの食後
すぐに駐車場に行って
帰宅しようと思っていた。

ところが
何となく私も奥さんも
駐車場には入らなかった。

人出に誘われるように
大原美術館の方に
歩いて行っていたのだ。

曇り空の上に
美観地区のお堀から吹いてくる風が
思いの外涼しかったからかもしれない。

私たちの足取りは暗黙のうちに
きび美ミュージアムにむかっていた。

まだ行っていない竹林庭園で
『しばし涼をとるのも悪くない』
と私は考えていた。

「お父さん‥‥これって
川埜龍三さんの作品じゃないの」

ミュージアムの周りを歩いていて
西面の外壁の脇に差し掛かると
先を歩いていた奥さんが嬉しそうに
後ろの私に話しかけてきた。

黒い外壁の所々を四角にえぐり
水槽をはめ込んだようにして照明をつけ
小作品が展示してあった。

その最初の場所に
ホームという名を付けた
川埜龍三氏の作品が
展示してあった。

次女夫婦が『結婚祝いに』と
川埜ご夫婦から頂いた物と
同様の意匠の作品だった。

「たいした人なんじゃねぇ～」

７月３１日には
次女夫婦と津山まで
その『たいした人』の講演を
聞きに行くことになっている。

昨日も川埜ご夫婦との
不思議なご縁を感じていた。