ただの相談役 気まぐれブログ
職人も家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日 孫に買ってやった
コミック版 日本の歴史の
1冊は本多忠勝だった。
本多忠勝の兜の脇立ては
鹿の角。
忠勝の初陣は13歳の時だ。
松平元康(徳川家康)が今川義元に従って
織田信長を攻め義元が
桶狭間で打ち取られた戦だった。
松平勢が大高城に兵糧を入れた時に
義元が打ち取られた知らせが入った。
松平勢は急いで領地の岡崎に引こうとした。
ところが雨のために矢作川の水嵩が増えていた。
その時
1頭の鹿が川を渡っているのが見えた。
松平勢はその鹿の後に続き
無事に渡河できた。
本多忠勝はその時から
兜の脇立てを鹿の角にして
松平元康(徳川家康)を
守ることを誓ったという。
鹿の角は『麋角』とも書く。
『麋』は中国の空想上の動物で
その姿は大きな鹿に似ているらしい。
その『麋の角』のような形をしているので
名付けられた羊歯(シダ)が麋角羊歯だ。
ビカクシダ。
私は羊歯類の植物が好きだが
その中でもとりわけ麋角羊歯が好きだ。
徳川四天王の酒井忠次・井伊直政
榊原康政・本多忠勝。
その中で一番好きなのが
本多平八郎忠勝なのは
『麋角』の脇立ちの兜が
誘ってくれていたのかもしれない。