ただの相談役 気まぐれブログ
職人も家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨年の初夏の頃
ホームセンター・ナンバで
『グランデ』として15,000円で
釣り鉢仕立てで売っていた
ビカクシダがあった。
晩秋には5,000円に
値段は下がっていたが
貯水葉も胞子葉も
傷みきっていた。
ただ 胞子葉に付いた
焦げ茶色の胞子襄が魅力で
購入した。
グランデの胞子栽培を
試みたかったからだ。
胞子襄の付き方が
胞子葉の一箇所だけで
今だったらそのビカクシダが
スパーバムだと分かるが
当時は
グランデだと信じていた。
そのグランデならぬスパーバムは
胞子を採集するために
胞子葉は切り取り
貯水葉だけにしたが
釣り鉢の中で
元気に成長してくれた。
今年の6月には
瓦屋の越智さんが探し出し
ワザワザ自宅まで持って来てくれた
70×45の米松の樹皮の板付に仕立てた。
ところが米松の樹皮が
一本の松の半分ぐらいの大きさで
湾曲も甚だし過ぎて
スパーバムが固定できない。
重量のある板を動かすたびに
右へ左へと転がるように
スパーバムも動くのだ。
それならと
ジュンテンドーで変木の
平たい板50×28を買ってきて
板付にしたのが8月3日だった。
「ビカクシダのハンギングには
これでしょう」
その写真を見た知り合いが
50×30のコルク樹皮を
送ってきてくれた。
昨朝 早速 付け替えた。
ビカクシダ・スパーバムには
コルク樹皮がよく似合う。