ただの相談役　気まぐれブログ

1から10まで相談住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日の2月1４日はセントバレンタインデーだった。

３世紀の古代ローマ帝国皇帝のクラウディウスⅡ世は
強兵策のために若い兵士の結婚を禁止した。

これに反発したキリスト教の司祭バレンティノは
多くの兵士を結婚させた。

皇帝の怒りを買ったバレンティノは投獄された。

バレンティノが獄中にいたとき
目の不自由な看守の娘と親しくなった。

バレンティノが祈ると奇跡的に
娘は目が見えるようになった。

バレンティノは2月14日に処刑されたが
「あなたのバレンティノより」という手紙を
娘に残した。

殉教したバレンティノは愛の守護聖人となり
殉教した日は聖バレンティノの日として
愛の記念日になった。

それ以来
2月14日には恋文を出すことが盛んになった。

世界的な風習としては
もっぱら男性から女性に
バレンタイン・カードを送るのだという。

女性が男性にチョコレートを贈り
愛の告白をするのは日本独特の習慣だそうな。

それにしても
ローマ皇帝クラウディウスⅡ世の強兵策が興味深い。

明治になり
日本の軍隊に初めて騎兵隊ができたとき
戦場に出てきた日本の軍馬は
いきり立ち暴れまくって
兵士たちの制御がきかなかった。

欧米の騎兵隊の兵士たちは
その原因を知って大笑いをした。

宦官(かんがん)という醜悪な制度を入れなかった日本人には
男(オス)の睾丸(こうがん)を抜き取るという発想はなかった。

去勢されていないオスの軍馬は
メスの匂いを嗅ぐと
野生の本能に目覚める。

そりゃあ～
女性を取り上げられた古代ローマの兵士たちは
戦場では強くなったでしょうね。

「お父さんのバレンタインのプレゼントはこれでよかろ‥‥
パンツでも結構高かったんよ」

パンツをはいてもはかなくても
私はもう去勢馬のようなものです。