ただの相談役 気まぐれブログ
一棟一棟 手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
昨日も
読書・うたた寝・ビカクと戯れの
繰り返しの一日だった。
エレワンのハンギングの板を
越智さんに頂いた米松に替えた。
米松の木肌が何とも言えない。
野趣に富んだハンギングになった。
「汗びっしょりじゃないの‥‥
速く着替えられ‥‥臭い臭い臭い」
一昨日まで
奥さんの怒声・罵声に急かされ
戸外から室内に入るたびに
上着を着替えていた。
昨日 フト考えた。
毎朝毎朝 何故
路地裏庵のシダたちに葉水を遣り
土にたっぷり水を含ませるのか?
土の表面に溜まった水が
昼前には乾いていて
遮光シートの下路地裏庵が
いつも涼しいのは
何故なのか?
水が蒸発して気体になる時に
風を起こし
熱を奪うからではないか?
家に入るたびに上着を脱ぎ
上半身裸になり
汗が引くのを待って
上着を着替えるより
汗まみれの上着のまま
扇風機にあたっている方が
汗の渇きが速くて
涼しいのではないか?
推察どおりだった。
昨日は一度も
上着を着替えなかった。
「臭い臭い臭い‥‥近付かんで‥‥」
着替えても
着替えなくても
奥さんの言い種は一緒だ。
私はこれからは
気化熱の優しさに
身を委ねることにした。