ただの相談役　気まぐれブログ

一棟一棟　手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日の夕飯は質素だった。

切り干し大根とハムサラダと
冷凍食品を温めた
サバの味噌煮が2匹だ。

私は切り干し大根と
ハムサラダを一気に食べ
鯖の味噌煮を1匹食べた。

後は千葉の姪っ子夫婦の
黒糖ピーナツを摘まみながら
焼酎のロックを飲んでいた。

どうもサバの味噌煮に手が出ない。

味が悪い訳ではない。

だが‥‥1匹食べれば充分だった。

奥さんの皿にも
サバが1匹残っていた。

奥さんがツッと食卓を離れた。

私は私の皿のサバを
奥さんの皿に移した。

食卓に戻って来た奥さんは
私の何もない皿を見ると
自分の皿のサバを食べ始めた。

食べ終わってから
皿に1匹を残して奥さんは言った。

「この味噌煮‥‥
何じゃろこの味‥‥
お父さんは完食じゃけど
ワタシは
1匹だけで十分じゃねぇ～」

私は黙って頷いた。

夫婦の思いは同根だ。