ただの相談役　気まぐれブログ

一棟一棟　手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

昨日は奥さんと私の
三週間に一度の五体堂での
施術の日だった。

施術の時間は13時からだったので
治療を受ける前に昼食を
西阿知町のOTTOで摂ることに
決めていた。

注文した肉料理の
ランチを食べていると
奥さんの携帯のコール音が
低く響いた。

「今食べているところじゃ‥‥
そんなこと知らんよ‥‥
お父さん次第じゃが‥‥」

奥さんは笑いながら携帯を切った。

「ウン‥‥？」

「チヒロとチハヤが
五体堂が終わったから
ここに行ってもいいかって‥‥？」

10分もすると2人の娘が
孫のスグリを連れて
OTTO にやって来た。

孫の子守のために
奥さんと座席を変わりながら
『幸せなんだろうなぁ～』と
心の片隅で思った。

娘たちが近くに住んでいる。

姉妹の仲が良い。

娘たちは親たちと
ランチをすることを
厭わないでいてくれる。

「アッ‥‥しもおた！」

「なに‥‥？」

娘たちが首を傾げながら
見詰めてきた。

「財布忘れた‥‥！」

「いいよ‥‥
ランチしながら待っているから
家に取りに帰ったら‥‥」

二人は笑って頷き合った。

そんなウソを‥‥と言うふうに
聞き流していた。

『アホらし‥‥』