ただの相談役　気まぐれブログ

一棟一棟　手仕上げ住宅
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

秋きぬと　
　　目にはさやかに
　　　　　　　見えねども
　　風の音にも
　　　　　おどろかれぬる

『秋になったな』という
気配を感じた時に
いつも口の端に登る和歌だ。

立秋以降　朝には確実に
蒸し蒸しとした息苦しさが
無くなってきている。

夕暮れの植木の水遣りでは
まだまだ汗をかき
三夕(さんせき)のような
秋の情趣を感じることは
できない。

いつまで
短パン・Tシャツで
過ごさねばならぬのか‥‥⁈

上の写真は先般
ラガルトプラスをお伺いした時に
奥さんが買い求めたTシャツだ。

奥さんは
このＴシャツのこの意匠が
えらくお気に入りのようだ。

9日に五体堂に
施術を受けに行った日も
このＴシャツを着ていた。

自慢していた。

施術を受けてる奥さんに代わり
私がシャツの説明役を
受け持った。

『幸運児』の像から始め
造形作家の
『川埜龍三』氏のこと
少年のポケットの
『当たりくじ』のことまで
縷々話をした。

川埜氏と川埜夫人の
写真もお見せした。

「昔はいろいろあったけれど
今はホント‥‥
こんなシャツを着られるほど‥‥
ワタシ‥‥幸せなんです‥‥」

「シャツは買えば
着られようが‥‥」

「そんなことは無いよ‥‥
ねぇ～先生‥‥幸せでないと
『ラッキー』って書いたシャツは
着れないですよね」

長谷川さんは
にこやかに笑っておられた。

あるいは苦笑か‥‥。