ただの相談役 気まぐれブログ

新説「日本古代」通史
202503.19

手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

昨日
『新説「日本古代」通史
(関裕二 著・ビジネス社)』
を読了した。

好きな‥‥
好きだけに頭に入りやすい
『ジャンル』だった。

読むのも速かった。

序 章 東大寺とアマテラス
第一章 日本人のルーツ
第二章 神話の時代と日本人の信仰
   の原点
第三章 古墳時代の始まりと王家の謎
第四章 飛鳥時代と蘇我氏の正義
第五章 奈良時代 律令制と天皇
終 章 平安時代 院政の真相

【帯】
『日本書紀』が抹殺した古代史の真実
教科書の常識がひっくり返る!
★縄文人は長い期間、農耕文明に
 抵抗した
★継体天皇を支えた「豪族」とは誰か
★百済の王子・中臣鎌足が起こした
 クーデター

【帯】を読むだけで
学んできた事柄との違いが判る。

〇日本語脳という仮説
 日本人の母音の処理方法は世界の
言語の中では異質で、日本人の精神
構造と文化の差を生み出している
というのだ。幼少時から日本語を
話していると、自然認知の枠組みが
世界中の人々と異質になるという。
たとえば、虫の声を聞く脳が他民族
とは左右逆転してしまうのだとか。
 虫の音色を情緒あるものとして
捉えるのは、日本語脳の特徴なのだ。
 これはDNA.の問題ではなく、他
民族でも、幼少時から日本語を話し
ていると同じ状態になるという。
これは実験によって確かめられて
いる。

〇神が復習を宣言したり
 古代史のみならず、日本人の正体を
知る上で、多神教と一神教のちがいを
知ることはとても重要なので、一神教
の本質を(中略)説明しておきたい。
 砂漠は、文明のなれの果てだが、
そこで暮らすのは「周辺の豊饒の大地
から追い出された者」であり、砂漠の
民は、追い出した者を恨み、呪う。
だから、復讐の正当性を作り上げた。
それが、敗れた民族の唯一絶対の神
であった。
 一神教は、多神教から「進歩」した
のではなく、独善を正義と言い換える
ための方便を練り上げたに過ぎない。

私がこの本を読んでいて
『面白いな』と思った箇所である。

そう言うと
どこかの国の総理は
クリスチャンだそうな。

独善を正義と言い換える方便』が
血肉となっているようだ。


執筆者:中井勝人
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