ただの相談役 気まぐれブログ

『日本語人の脳』
202504.22

手間暇かける家造り
家の町医者ユーリン・ホーム。

我が家のLDKは四季を通じて
室温がほぼ一定なので
季節にかかわらず
スズムシが産卵し孵化し
成長して鳴き始める。

昨日も餌をやった。

自然界なら
ソロソロ孵化しようかという昨今なのに
オスが脱皮して白い羽を伸ばして
何匹もが成虫になっていた。

日本語人の脳(角田忠信 著
・言叢社)』という本の中で
「日本人の不思議な力」が
角田氏によって説かれていた。

 日本人の母音の処理方式は世界の
言語の中では異質で、日本人の精神
構造と文化の差を産み出していると
いうのだ。幼少時から日本語を話し
ていると、自然認知の枠組みが世界
中の人びと異質になるという。たと
えば、虫の声を聞く脳が他民族とは
左右逆転してしまうのだとか。

 非日本人の場合、脳は「言語、論
理」を扱う左半球と、「情動、自然界
の音、機械音」を扱う右半球に分かれ
る。これに対し日本人は、左半球に優
位なのは、「言語、論理、感情音、自然
界の音、邦楽器の音」で、右半球優位
の音は、「西洋楽器音、機械音」に限ら
れるという。虫の音色を情緒あるもの
として捉えるのは、日本語脳の特徴な
のだ。

 これはDNA の問題ではなく、他民族
でも幼少時から日本語を話していると、
日本人と同じ状態になるという。これは
実験によって確かめられている。
 つまり、日本語が、精神構造と文化に、
影響を及ぼしていたのだ。角田忠信は
日本語脳の特徴を①情緒性②自然性
③非論理性と指摘した。


『新説「日本古代」通史
(関裕二 著・ビジネス社)』より抜粋。

四季を通してスズムシを愛でる私は
まさしく日本語脳の所有者だ。

昨日の焼酎だ。


執筆者:中井勝人
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