現場日記
初更新
201303.12
現場日記を散々更新しておいて
敢て言わさせて頂きます。
ユーリンホームの片岡 大悟と申します。
千の婿です。養子ではありません
婿です、グレーゾーンの様ではありますが
念のため

現場日記ではその工程ごとの何気ない
出来事を今までの経験と知識で自分なりに
分り易く書いているつもりですが、ここでは
自分が日頃感じた事や出来事などを
不定期にぼやいていこうかなと思っています。
なぜ不定期なのかと言うと・・・
それは僕が自分に甘い人間だからに他なりません








少し前ですが金槌の柄を作りました

先に加工してしまいましたが元は丸い枝状でした。
(肝心な所を撮り忘れる所が自分への甘さ全快で
我ながら気持ちが良いです、てへ
)

柄に適した木は、樫、さくら、ぐみの木など色々ありますが
これはぐみの木でかすかに黒ずんでいる所は皮の部分で
出来れば味として残しておきたい所です、個人的に。
ぐみの木は樫やさくらほど固く無く手に反動が少ないので
使っている大工さんは大勢いらっしゃいます。


とりあえず何とか握れる厚みまで電気ガンナで
削ります。

ここら辺りはアバウトな感覚

良い意味の適当な感じです


ある程度決まったら、今度は反り台と言われる
鉋で幅の方を削って行きます

写真でけぇな

甘さ全快
オレドンマイ


鑿の背中の部分でガリガリ慣らす人も
居られますが、こっちの方が速そうなので
反り台にしました

根本の割れと材のセンターの按配を見ながら
ここも良い意味の適当で削りだします


差し込みも合わせていきます
クサビを打たんのがちょっとした拘り
なのです


柄の長さを間接一個分でカットして
一先ずの出来上がり

ちょっと芯がずれてしまったけれど
やはり自分だけの道具は何物にも
替え難い感覚がありまする

あとは使いながらの微調整ですな

次回は事務所の棚を造るとか造らんのとか・・・

執筆者:片岡大悟