現場日記
・・・が物を言う
201307.04
こんばんは 片岡 大です。
今日は旭トステムというメーカーの人が
新しいタイプのサイディングの説明に来られました。
ノンシーリングといって継ぎ目にコーキングを打たないタイプの
製品だそうです。
片方のサイディングの木口にしゃくりと呼ばれる加工を
施し、水仕舞いを考えた専用の鉄板に引っ掛けるように
して貼っていきます。
もう片方は突っつきです。
従来のサイディングは非常に重たく、仕事をする際は
コーキングのジョイント部分で幾らかのごまかしが効きましたが
このタイプはそれも難しいだろうなあ、と思っていたら「貼り手の
上手い下手がよく表れるんです」とメーカーの方も言われておりました。
建物の両角はL字型の役物を使うのでその間を割り込んで
0・5ミリ以下の隙間で貼り納めるのはかなり大変だと思います。
(その分一枚の長さは短くなっているそうです。)
が、しかしカタログで見る限り継ぎ目の殆ど目立たない壁は
大変すっきりして見栄えもシール有りよりかなり善いと思います。
(個人的に、ジョイント部分が気になっていて、どちらかというと塗りが好きかなと
思っていた口なのでこの部分は気に入りました。)
窓回りの仕舞は専用のアルミカバーを
回して貼り納めます。
なんか見た事あるな~と思っていたのは
これでした。
発売から二年程経つそうです。
最近はサッシの框部分を薄くしようという
風潮ですがここはこうせんと納まらんの
だと思います。
外でもあるし・・・
個人的には、今は出始めで多少値段は張りますが
将来的にはかなり浸透していく品物なのかなと感じました。
先立つものは大事です
執筆者:片岡大悟