現場日記
土間打つ
201312.18
片岡 大です
早島のH様邸
せっかく土間コンクリートを打ったのに雨が降ったらおえりゃせんがな
わしゃぁ何をしょうるんじゃっぁ
もうこんな天気で一喜一憂される監督業などやっとられんわぁ!
などというのはあれでありまして、コンクリートの性質の薀蓄をたれますと例えば木工用 ボンド等は水分が蒸発して硬化しますが
コンクリートは水とセメントの科学反応で硬化します
固まって行く時にコンクリート自身が熱を発して水分を蒸発させ固まって行きます
早い時間で固まるより水を与えながら時間をかけて固まった方がコンクリートは
強度が出ます。 水中養生と言って気温の高い時や特別な強度が
求められる所ではあえて水を掛けながらコンクリートを固まらせます。
まさに雨降って地固まるというやつですな
ちなみに砂+セメント+水+砕石=コンクリートで
砂+セメント+水=モルタル(外壁に塗ったりします)
セメント+水=ノロ(タイルの目地等に)
と言います
気温が下がり師走らしくなってきました
執筆者:片岡大悟