現場日記
片岡 大です
倉敷市 新築工事 茶屋町 I様邸
床と壁の境には
お互いのエリアを区切る為に
巾木と呼ばれる部材が存在します^^
が、
こちらの写真では
どういう訳か
巾木を打ち付ける前に
厚みの薄いベニヤを(約2.5ミリ)を
先行して貼り付けています
^^
大工さんが
暑さで
錯乱したのでしょうか???
違います
ベニヤを貼る理由ですが
I様邸の内装は漆喰仕上げになる
お部屋が多々あります
漆喰は塗り厚が3ミリ必要です
それに対して巾木の厚みは
7ミリです
後に模様替え等で漆喰を
既存の上から塗ろうとした場合
1度3ミリの厚みを塗り足してしまうと
巾木の厚さとほぼいっぱいに
なってしまいます
この先、長い年月幾度か
塗り足される事を想定して
塗り厚を稼ぐために
あえて
巾木の厚みを多くとるようにしました^^
左官職人である
ご主人からの提案でした
さすがプロですね^^
(ちなみにクロス仕上げの壁を模様替えする際は
今貼ってあるやつを剥がしてから貼り替えるので
厚み云々を考慮しなくても大丈夫です^^)