現場日記
理にかなった材料
202103.23
片岡 大です
倉敷市 リフォーム工事 児島通生 S様邸
外壁に焼き板を貼りました。
施工中に追加工事としてご用命を
頂きました。
焼き板とは、文字通り「杉板」の表面を
焼いて炭化させた材料です。
岡山県内では岡山城をはじめ、一般の和風住宅などにも
よく使われています。
日常的によく目にする材料なので、
日本全国に普及しているものかと
思っていましたが、気候風土の関係からか
主に西日本で伝統的に使用されているそうです。
焼き板は
一度表面を焼いて炭にしているので、
火が付きにくくなっています。
また、炭には腐朽菌等が付きにくいので
カビや腐れに対しても
耐久性があります。
焼き板は気候風土に合い
理にかなった古来からある
材料です。
執筆者:片岡大悟