現場日記
「雨仕舞い」に思う
202107.16
片岡 大です
今日は昨年末、岡山市北区で主に
室内のフルリフォームをさせて頂いた
S様邸に数日前に起こった激しい
「ゲリラ豪雨」の際に
雨漏りが発生したと連絡を受けたので
確認に伺いました。
S様邸は弊社の施工以前にも
何度か増築を重ねられていました。
既存と増築の「取り合い」の部分には
どうしても「谷」と呼ばれる箇所が
発生します。
右側が元からあった既存の屋根で
左側が増築部分の屋根になります。
しっかりと板金工事で「谷樋」といわれる
正しい仕舞いが付けられていますが
瞬間的に降った「ゲリラ豪雨」の雨量が
「谷樋」の排水能力を上回ったようです。
この数年、各地で起こる豪雨災害で
降る雨量は、かつての想定の量を
超えています。
改めて、「雨仕舞い」に対して
考えさせられた出来事でした。
来週、板金屋さんと再度伺い
対策を練ります。
執筆者:片岡大悟