現場日記

米松と国産ひのき
202207.13

片岡 大です。

倉敷市 新築工事

茶屋町 S様邸

今日からサイディング屋さんが現場に入り

サイディングの下地となる

「胴縁(どうぶち)」と

呼ばれる部材を柱に釘で留める

作業を行っています。

この胴縁ですが

ウッドショック以前は

アメリカ産の松の木

米松を使っていましたが

最近は国産のひのきを使用しています。

松は油分が多く粘り気あり

腐りにくいという特徴があるので

外部で使う材料としてとても適しています。

一方

ひのきはひのきで

昔から風呂桶や露天風呂に

使われている位水気に強く

特有の香りは虫を寄せ付けない等の

素晴らしい特徴があります。

少し前の世代の大工職人たちは

木材は育った場所の近くが変化が生じにくい

家造りにはその土地で育った木を使うのが

一番家の為には良いという事を

理解していました。

ウッドショックを機会に

国産材の良さや林業の仕組みを

もう一度見直す良い機会になってくれれば

思う今日この頃です。

執筆者:片岡大悟
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