現場日記
片岡 大です。
12月8~9日で東京の品川にある
サッシメーカーYKKさんの
温熱体感ショールームに
建材屋さんが主催する勉強会の一環で
訪れて来ました。
写真撮影はこの辺りまでOKだったのですが
ショールームの中はご遠慮ください
との事でした。
↑のイラストはこのショールームの目玉
断熱効果の体感ルームです。
真冬の外の気温
(-5~0度程度)に設定された
大きな冷蔵庫の中に
窓の仕様と断熱材の厚みが
異なる5つの部屋が用意されていて
それらを変える事で
部屋の外と中の気温差が
どれだけ違うか分かる様になっています。
5つの部屋は室温が25度になる様に
設定されていて
部屋の中はさらにエアコンありと無しの
空間に区切られています。
一番左Aの部屋は40年近く前の
一般的な木造住宅の作り
(窓は単板ガラスのアルミサッシ)
一番右Eの部屋は最新の使用
(窓はペアガラスの樹脂サッシ)となっています。
実際に入って見た感想ですが
Aの部屋ではエアコンはフル稼働しているが
サッシの周りでは結露が起こり
あまり温いとう印象は受けませんでした。
対してEの部屋ではエアコンは
省エネモードで運転されていましたが
室温は温かくエアコンがある部屋から
無しの部屋に移っても
ヒートショックの原因となる急な
温度差を感じる事はありませんでした。
住環境やCO2削減の観点から
断熱材とサッシの性能を上げる事が
大切なのは重々承知でしたが
同じ条件のもとで違う仕様を
比べる機会は中々ありませんでした。
今回の勉強会では
カタログや数値では解らない
百聞は一見に如かずの貴重な体験を
させて頂き東京まで行って
良かったと心から思いました。
機会を設けて下さった
ウッディワールドのざきさん
YKKAPさんの皆さん
大変お世話になりました!