筋違いと間柱
片岡 大です
倉敷市 新築工事 茶屋町 I様邸
昨年から奈良県にある
「木構造研究所 田原」の
代表・田原先生が主催されておられる
セミナーに月一で参加させて頂いております
少し前の講義で筋違いについて
面白い話を聞いたので
お伝えさせて頂きます
筋違いは
地震に対して大変重要な部材です
構造計算をしたうえで
建物に対してバランスよく配置するのが
セオリーです^^
建物が揺れると
筋違いには「圧縮」と「引張り」という
2種類の力が加わり
揺れに対抗してくれます^^
圧縮力は筋交いに対して
矢印の方向に作用します
極端な圧縮の力が加わると
筋違いは矢印の方向に
反り、最終的にはバキっと折れてしまいますが
筋違いと間柱を
充分な長さの釘で
緊結してやる事で
筋違いの反りが防げ
計算値以上の役割を果たしてくれるという事でした^^
間柱は、建物を構成する
柱や梁、筋違いといった「主要構造部」ではなく
壁の下地など形成する「補助構造部材」に入るので
この話を
聞いた時は
その発想があったのかと
目から鱗状態でした^^
色々な気付きと発見がある
先生の
講義を毎月楽しみにしています^^