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Ｎさまのお宅のこだわりは、何と言っても「ボルダリングルーム」。それまではご夫婦でボルダリングができるジムに通われていましたが、新築をするにあたり通わなくても家でできるようにしたい！ とのことでした。
弊社でも初めてのことで、監督がＮさまご夫婦と一緒にジムへ行き、まずはボルダリングとはどんなものか？ を知ることから始まりました。構造や躯体を検討し、６畳ほどの立派なボルダリングルームが完成。ボルダリングルームの壁張りや器具の取付はご主人さまが自ら行いました。
また元々ＤＩＹがお好きだったので、造作建具や壁の漆喰塗りなども奥さまと一緒にされました。１階の壁は「ほたて漆喰」をコテで、２階の壁はドイツ製の天然素材を原料としたルナファーザーという下地の上から「ルナしっくい」をローラーで塗られました。そんなこんなで、随所にご夫婦の思いと手が入ったおうちができました。
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以下は建築中や建築後の現場日記です。
千です。
倉敷市児島のＮさま邸。
週末はお引渡しでした。
工事キーから、本キーへ。
ご主人さま、本キーをガチャリ。
これで、今まで使っていた工事キーが使えなくなりました。
関係ないけれど、奥に見えているポストは、ご主人さまのお父さまが作られたもの。
手先が器用なのは、お父さまゆずりなんだなぁと改めて思いました。
塗装はご主人さまが。
ご主人さまのプロ顔負けの器用さには、ずっと驚かされました。
大工の監督も驚いていました。
きっとこれからも、ご自分でより良いように家をＤＩＹされていくんだろうな、と思います。
お引渡しのプレゼントを手渡す監督。
カメラ目線です。
本当に素敵なお客さまでした。
物干しが現場からなくなるという騒ぎ（結局、養生にくるまれてあったそうです）や
４人のグループラインにご夫婦の会話が入ってきてビックリ！！ など、いろいろとありましたが、お２人が喜んでくださったなら幸せです。
Ｋ棟梁もお疲れ様でした！
もともと、Ｋ棟梁とご主人さまがお友だちで、Ｋ棟梁からうちへ紹介していただいたのがご縁。
棟梁は大工仕事が終わった後も、ご夫婦と漆喰を塗ったりされていました。
お引渡し後、落ち着くまでの１か月ぐらいは、ちょこちょことお伺いすることになると思いますが、ひとまず監督はほっと一安心てところでしょうか。
片岡 大です
倉敷市 新築工事 児島味野 Ｎ様邸
18～19日にかけて行われた完成見学会は
おかげさまで大変盛況でした
そして遂に
20日の祝日を利用してＮ様は西南桜の
無塗装フロアーに
自然塗料を塗られました
文字どうり最後の仕上げであります
塗装前は白っぽく場所によっては
ざらつく所もありましたが
吸い込みを均一にするため
一度ペーパーをかけています
馴染むまでは油分が多いので
気を付けておかないと危うく滑りそうになります＾＾
おしゃれな照明はダイニングテーブルを
照らします
見学会でも好評でした
壁には漆喰を塗っています
（Ｎ様ご夫婦＋棟梁とで）
ムラを付けたパターンで仕上げています
漆喰には消臭効果がありますが
ムラを付けることにより表面積が増えるので
効果はさらにアップします＾＾
キッチンの背面収納は大工さんによる
造作工事なのでミリ単位までレイアウト
設定が可能です
真ん中あたりに付いているのが
蒸気排出ユニットです
下部に置いた炊飯器やポットの
蒸気を感知すると自動で
ファンが回ります
（手動切り替えスイッチも付いています
）
スライドレールが付いているので
ご飯も盛り付けしやすそうですね＾＾
二階にはリビングを経由して上がりますが
エアコンの空気が逃げぬ様
引き戸を設けました
1階トイレ
手洗い鉢は備前焼です
タオルリング、水栓金具、ペーパーホルダーを
黒のアイアンで統一されています
おしゃれです 
二階の子供部屋です
後で区切れる様
ドアを2つ設けています
窓からは児島が一望出来
ロケーションも最高なのです
ボルダールームもさることながら
住居空間も構築されたＮ様邸
整地と再美装を済ませお引き渡しとなります
片岡大です
倉敷市新築工事 児島味野 Ｎ様邸
少し前の写真ですが
キッチンの背面収納を大工工事で製作しています
あると便利なスライドレールが沢山ついています
二階です
造作家具の
棚板を下に並べていますが塗装は施主様がされました
壁に漆喰を塗られるＮ様
ボルダールームは作ってしまうは
壁は塗るは 塗装はするはと本当に凄いお方です
二階の壁の塗装下地には
再生紙と木チップを混ぜて漉いた
ドイツ製のルナファーザーという壁紙を
貼っています
5～6回の塗り替えに対応できる
エコな優れものです
仕上げ材は専用のルナ漆喰という
材料を塗っています
こちらは二階のトイレです
可愛らしいニッチが印象的ですが
ここの塗装も
もちろんＮ様です
外の仕上げも順調に進んでいます
手作り感あふれるＮ様邸の完成見学会を
3月１８～１９日に開催させて頂いきます
片岡 大です
倉敷市 新築工事 児島味野 Ｎ様邸
足場を解体致しました＾＾
外壁サイディングは木目調のブラックで
屋根は３寸勾配でガルバリウム鋼板を葺いています
太陽光パネルは10ｋｗ分を載せています
向かって右手前にボルダルームがあります
片流れにする事で建物の最高の高さが目一杯
確保出来ました
片流れ屋根は見た目もすっきりですし
雨漏りの原因になる様なポイントも
発生しません＾＾
ボルダルームを画素数の良い
カメラで再度撮りました
本当に凄いのです
入場料が取れる完成度だと
私は思います ＾＾
キッチンエリア
背面収納とキッチン前カウンターを
造作工事で制作しています
工夫とアイデアが詰め込まれた内容は
もう少しで紹介できるかと思います
木工事は大詰めです
片岡 大です
倉敷市 新築工事 児島味野 Ｎ様邸
圧巻のボルダールームを
施主のＮ様が
遂に・・・
完成です！！ ＾＾
命綱を掛けるフックが至る所に有ります
ホールドと呼ばれる掴みのパーツは
更に増やすことが可能です
設置してあるホールドをどれでも自由に
選んで登るという事は比較的簡単ですが
掴むホールドを指定され
コース設定されると
難易度は極端に上がります
さらにタイムを競うとなると
まさにエクストリームなスポーツであります
オーバーハングする壁の裏側は
このように補強材がしっかりと入って
壁を支えています ＾＾
本職の我々から見ても
凄いなあ～ やっちゃいましたね～ ＾＾
というのが切実な感想であります
こちらはボルダールームを隔てた
２Ｆの主寝室です
収納の間口は広々の一間半（約２．７メートル）です
眺めと日当たりも良好です
写真が霞んでしまいましたが
こちらは子供部屋です
将来的に6帖ｘ2部屋に
区切れる様にしてあります
木工事は造作家具の
制作に取り掛かろうと
しています
片岡 大です
倉敷市 新築工事 児島味野 Ｎ様邸
ボルダールームの壁であります
厚み15㎜の構造合板に
専用の雌ねじ状のピンを打ちこみ
ホールドと呼ばれる
掴むパーツを自由なところに
取り付けていきます
年末年始のお休みに
施主様自ら
施工されました＾＾ 
省令準耐火構造なので一度プラスターボードで
被覆をしている構造体に
下地を打ってボルダ壁の
合板を貼っています
こちらの壁はオーバーハングしています
この状態で約８メーター上がる事が
可能です＾＾
天井の梁にはフックが
付いていて
命綱を架けれる様に
なっています
ご夫婦共アウトドアがご趣味なので
住居エリアは
壁に漆喰や
無垢フロアーに自然塗料を塗ったりと
ナチュラルな仕上がりに
なる予定です ＾＾
