ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
今日、米寿の父と半寿の母とが、デイケアーハウス・創心會に行ってきました。
我が家から歩いて5分もかからない施設なのですが、
足元のおぼつかない父のため、送迎の車まで出していただいた。
「ほんと、この人は変ってるわ」
昼食時、母がちょっと憎らし気に父を見ながら話し始めます。
「家でやったら、ヨタヨタ、ヨタヨタ、いつ倒れるかと
ハラハラさせるような歩き方やのに…。
創心會についたら私が車から降りるのも待たんとスタスタ、スタスタ、
玄関まで歩いてゆくんやから…」
「家を出る時もそやったよ。
迎えの車のところまで歩くのがいつもと違って速かった」
と私の奥さんも笑いながら共鳴する。
他人様によろぼう姿を見せたくない。
それが父の男としての自尊心なのです。
「杖もつかんとかいな」と私。
「杖はついてたよ」と母。
「そういうと杖はどうしたかいな」と父。
小中井君が素早く玄関へ。
「あったよ」
ボケとることはボケとるようですが、
プライドだけは失っていない父なのです。