ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
昨日、住宅関連会社のF部長と話す機会があった。
話といっても仕事柄、家や住宅会社についてのことが多かった。
「ところで中井さん、お客さんから知らない事を質問されたらどうします」
と突然、F氏。
「知らん事は知らんといいますよ」と笑いながら私。
その上で、勉強不足をあやまり、研究して返答するだろう。
「ところが、住宅メーカーによっては、知らないと答えてはいけないと
社員教育をするんですよ」
「それはむつかしいなぁ。いろいろなお客さんがいるのに、
社員も対応に困るでしょうね」
「いや簡単。『無駄です、必要ないです。高くなります』こう答えると、
たいがいの人が質問を引っ込めるというんです」
「知らないことは恥だという大手のプライドの問題ですかね。
それでも質問されたら?」
「無視。そんな人は良い客ではない」
「じゃあ、注文を聞こうとしない注文住宅?」
「いやしょせん企画住宅ですよ」とF氏は断言。
F氏が帰った後、ふと思い出した。
以前、お客様のM氏に、住宅展示場で同じ様な扱いをされたと
うかがったことがある。
それが教育的セールストークによるものとは考えも及ばなかった。
「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」だと私は思うのですがね。