ただの相談役 気まぐれブログ
安心立命の世界
201010.23
中国人は生前に棺桶を作っておき、
死後の自分が寝る所を確認して安心するという。
京都から墓を倉敷に移し、
そんな中国人の気持ちが少し分かるような感じがしている。
中井の祖父母のお骨を墓室に入れる時、
その広さに少し驚いた。
1平米ぐらいはあっただろうか。
骨壷が20個は入りそうだった。
ここに両親が入り、
私たち夫婦が入ってゆくと想像すると、
不思議に安心感を覚えたのだ。
と同時に、3人いる子供たちの中では、
小中井君(長女)に入ってきてもらいたいという考えが
一瞬、脳裏をよぎっていった。
小中井君は、短気で気分屋で、気難しい父親と
死後の世界まで付き合いたいと思っていないかもしれない。
口うるさい祖母や皮肉屋の祖父もいる。
でも、ずっとずっと仲良くやろうじゃありませんか。
小中井君。
執筆者:中井勝人