ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
営業という仕事、特に戸別訪問営業に長年携わっていると、
色々な経験をする。
「主人は来年3月に単身赴任から帰ってくるから、その時に来て欲しい」
と言われ、正月にも帰ってこれんのかなぁ、おかしいなと思いながらも
3月に再訪。
出て来られたご主人は、イガグリ頭で腕にまで墨が入っていた。
「どちらに行っておられたのですか?」
「広島刑務所」
ご主人の格好で何となく感ずるところはあったけれど、やはり驚いた。
先方の希望により夜の8時にファミレスで待ち合わせ、
変わった男だなと思っていた。
「次は私の話を聞いてくれる」
1時間話したところでそう言われ、近くのマンションの一室に連れて行かれた。
六畳間にテーブルとソファーが三つ。
ソファーに座らされ、6人の男に囲まれた。
逆セールスに引っかかったと直感。
「1時間話を聞いたから、これで帰らせてもらうよ」
6人の男の何か分からない商品説明を途中でとめて、立ち上がった。
いざと成れば一番でっかい奴をのしてやろうやろうと考えていたが、
大いに恐かった。
刺青師に仕事をそっちのけでイレズミのことをおしえてもらったこともある。
彼は、ある種、芸術家であった。
格安?でイレズミを勧められたが、鄭重にお断りをした。
このような経験をしてきたから、初対面で人を嗅ぎ分けているところがある。
そして、その人が、本当に真面目に熱心に家の事を考えておられると、
「何とかしなければ…」と、私も熱に浮かされてしまう。
これは営業経験からくる「営業病」なのかもしれない。