ただの相談役 気まぐれブログ
外壁の結露
201012.22
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
朝一番、ガソリンを入れるために車を走らせました。
霜の降りる寒い朝でした。
この季節、通勤途中にでも、建物の外壁をよく見てください。
結露のためにクッキリと躯体の形が分かる建物があります。
暖房のために部屋内の温度が高くなり、外気温が低いために、
壁内結露が発生。
躯体部分が鉄骨等だと室内温度が熱伝導で暖まり、
外壁にまで結露が現れやすくなるのだとおもわれます。
木は腐るけれど、鉄は腐らない、と指摘されますが、
鉄骨の躯体であっても、結露で躯体の形が分かるような状態で放って置くと、
サビが出て来ますよ。
木と違い、鉄はサビると膨張し、外壁を圧迫して、亀裂を生じさせます。
そうなると、腐食してゆくのは、木よりも鉄の方が速いでしょうね。
原因がどのようなものであれ、外壁の亀裂は早く見つけ、
早く修理してください。
結露のために躯体がH型だとハッキリと分かるアパートとを見て、
一瞬、そんなことを考えていた今朝の私でした。
執筆者:中井勝人