ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
「どうしょう、どうしょう」
朝から、オフクロが協力を求めるように話しかけてきたのですが、
無視していました。
「パパ、アンタ、臭いよ、ほんと臭いよ、頭も臭いし体全体が臭いねん」
昼食の時の話はそればかり。
私は鼻炎のためか、全然臭わないのですが、
奥さんまで「臭い」と言うくらいですので、臭いのでしょうね。
「パパ、アンタ、もう一ヶ月もお風呂に入ってないんよ。
明日、明後日と私も少しは忙しなるんやから、
今日しか入れて上げられへんのやから、お風呂入ろ、
今日入って、サッパリして、お正月を迎えような。
来年は、もう、お風呂に入れとはゆわへんから」
聞くとも無しに聞いていると、
オフクロは、来年の約束までして、風呂に入れようとしていました。
それにしても、あの綺麗好きだったオヤジが、
ここまでになるとは思いもしなかった。
幼い頃、年末での嫌なことといえば、
オヤジが家全体の掃除をしながら、無口になってゆくことだった。
ガラスをふき、桟をふき、床をふきながら、
オヤジは不機嫌になっていったものだ。
「そこまでして掃除をすることはないだろうが」というのが私の思いだった。
それ程、掃除好きで風呂好きだった人が、変われば変わるものだ。
だからといって、私は風呂に入らないオヤジが嫌いではない。
「好きにすれば良い」と思っている。
しかし、とうとう、今日、オヤジは風呂に入れられてしまいました。
オヤジが出た後の湯船の残り湯は、白濁状態。