ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
一昨日の二月十三日。
M様の2回目の色打合せ。
朝、二階の事務所で事務処理をしていると、
トントントンと入ってこられたM様のご主人、
開口一番、
「ユーリンさんにお伺して七日で一年になります」
そうだったかなァと考えながら、
顧客管理台帳を見てみると、確かに「二月七日」に来られていた。
そして、初めて「二月七日」という日が持つ重みが、
M様ご夫婦と私では異なるのだということに気付いた。
M様ご夫婦は家を建てようと考え始めて研究、
いろいろの建築会社を回られ、
いろいろの経験をされ、
家を諦め様か、どうしようかと思いつめられた頃、
たまたま展示場に来られた。
そういう意味で「二月七日」は
暗から明に変わるエポックメイキングとなった日だった。
とすると、私はM様の話を心で聞いていなかったことに成る。
私が、常々、小中井君に言っていることがある。
「会社には五人のお客さんかもしれないけれど、
お客さんに会社は一つしかない。
だから、五人のお客さんがいれば、
本当は五つの会社にならんといかんのだ」
自分が偉そうに言っておきながら、
お客さんと感性を同じにしておくという基本的なことを忘れてしまっていた。
今では、お客さんに対する感性は、
小中井君の方がずっとずっと研ぎ澄まされている。
「初心、忘るべからず」