ただの相談役 気まぐれブログ
ひこばえ
201107.26
こんにちは「住宅プランナー」のガマです。
「お父さん、切った柿の木から出てきた芽
なんて言うか知ってます?」
小中井君が聞いてきた。
「さぁ、知らんなぁ」
「こんな風に言うらしいですよ」
小中井君が『真夜中の庭』という本を開いて見せてくれた。
『ひこばえ』という題の小説が載っていた。
頭の中では『彦(孫)生え』という字が浮かび
納得するものがあった。
母方の郷里の植物学者・牧野富太郎先生は
「雑草という名前の植物はありません」
と、おっしゃった。
私の好きな言葉のひとつなのだが
植物に限らず何にでも呼び名はあるものだと
感心もした。
そういえば小中井君も
監督になりたての頃は
建築業界特有の用語に戸惑っていたものだ。
それが今では
「寸五・サブ六」ですもの。
私などより
よほど何でも知っている。
進歩したものです。
執筆者:中井勝人