ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
父は食事の時に居間から食堂まで
横着にも『咥えタバコ』で遣って来ます。
足元が覚束無いので
両手は物にすがる為に使っていますので
『咥えタバコ』は『咥えっぱなしのタバコ』になってしまい
たとえ5~6メートルの距離とはいえ
呼吸がうまく出来ない状態なのでしょう、
食卓に着くと、しばらくゼイゼイと肩で息をしています。
「アンタ、今日は何をひつこうにゆうてるん。
うるさいよ、静かにご飯をたべよし」
補聴器を付け、物音を聞く能力を回復した母が
早速、父を注意しました。
「いっつもこの人こんなんよ。なぁオヤジさん」と、私。
「歳いくと、生きてるんがしんどいんよ。
しんどいのんを我慢して、耐えて生きてるんよ」と、父。
「アンタ、何にも我慢せんでええがな。
はよ楽になりよし。なぁマサトちゃん」と、母。
「ボクもしんどうないように
ご協力をして差し上げたいのはヤマヤマやけど
こればっかりは自助力でしてもらわんとなぁ。
ホーム・センターで丈夫な紐ぐらいはこうといてもええけど・・」
「ヘッ・ヘッ・ヘッ」と、父。
「この人、やっぱり耳はええんや。
パパ、アンタ、普通にしゃべってんのに
よう聞こえるんやねぇ」
「いいや、悪口はよう聞こえるけど
ええことはあんまり聞こえんなぁ」
「それは耳の所為や無いわ。
誰もアンタのええ事なんか話したことないし、
今のアンタのどこにええとこがあるのん。
ゆうてへん事は、聞こと思ても聞けへんわ」と、母。
「そお言われたら、しゃあないわなぁ。すんませんなぁ」と、父。
これには僕も奥さんも大笑い。
我が家は、もしかして、面白い家族なのでしょうか?