ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日『谷尻 誠氏』の建築講演会(建築士会・主催)に参加する小中井君を
倉敷市立美術館まで送った後で、
加須山のフライパン(花工房・純子の部屋)に次女とお茶をしに行ってきました。
彼女がフライパンに行った事が無かったからです。
彼女が学生の頃には時々、食事をしたりお茶をしたりしたものです。
その時の彼女の要望は『初めてのお店でおシャレなお店』でした。
その為に、私は下調べを兼ね、前もってお店に行かなければならなかったものです。
小中井君が食事やお茶にそのような要望を出す事は全くありませんでした。
彼女と行くのは料理の量の多いお店とか珍しいものを出すお店が多かったように思います。
フライパンではケーキセットを注文して小一時間ばかり話をしました。
「このお店はカレーが結構有名なんよ」
「フ~ン、今度、トシくんと来よォ~と」
「トシはアッチコッチ連れて行ってくれるんか?」
「マァマァかなァ~」
そんな他愛の無い会話でした。
夫婦共稼ぎでそこそこの収入もあり
旦那に好きなことをさせてもらっており
彼女の話しっぷりにも余裕が伺えました。
私も彼女の結婚以来、初めて2人だけで過ごす時間でしたので
会話を楽しんでいました。
ところが今朝、事務所に来て
机の上に置きっぱなしの『ドレミ楽譜 お押込み内容』という注文書を手にして
少しうろたえてしまいました。
『お申込者のお名前(漢字)』の欄に書かれているのは
『中井』ではなく『O』だったのです。
私が初めてジックリと見た『O』という次女の自筆の名字です。
昨日の今日だったから、余計に複雑な感情に襲われました。
それは、彼女の結婚式の時さえ抱かなかった感情でした。
タバコを吸いに戸外に出ると
『おいでんせい茶屋町へ』という『つくぼ商工会』の旗が
冷たい北風に激しくあおられていました。
冬ですね。