ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
この2日ばかり、父の様子がおかしい。
いやに短気になり、支離滅裂な事を言う。
といっても、私が父に会うのは食事の時だけで、
母に言わせると茶の間では何も話をしないらしい。
だが、食卓では少し多弁になり、しかも変なのだ。
一昨日はこうでした。
「ワタシは分からん事で急に怒り出したりはせんわ。
耐えて耐えて、今まできたんやから、ワタシほど穏和なもんはおらん。
怒鳴ったり、叫んで大声は出したりせんわ」
オフクロさんと茶の間から何を話しながら来たのか知りませんが
食卓の椅子に座ると同時に、声を荒げて話し始めました。
「なんやそら、ボクのことかいな」
「キミの事なんかゆうてへんわ。ワタシの事をゆうてるんや」
「『分からん事で急に怒り出したり』ってボクのことやないのん」
「『せん』ちゅうてるんやからワタシのことや」
(それはそうだ、筋は通っている)と納得したのだが
「何でこんな話になったん」と、母に聞くと
「立つ前にタバコを吸おうとしたから
『タバコなんか吸いな』てゆうたら
『子共にゆうみたいに言うな』って怒鳴るから
『偉そうに怒鳴りな』てゆうたら怒鳴り始めたんえ。
なぁ怒鳴ってはるやろ、もう知らんわ、
アンタのことなんか世話したらへんし」
昨日はこうでした。
「アンタ、あったこ(温かく)なったら、自転車で買いもんに行くんやな。
自転車、ちゃんと乗れるんやな」
「そんなん、乗れるに決まってるがな
むかしはず~っと乗っとたもんや」
「ああ、ほんならワタシも楽になるわ
アンタのために毎日、牛乳買いに行かんでもようなるしなぁ
楽しみなこっちゃわ」
それで言い争いの原因が分かってきましたが、父に尋ねてみなした。
「オヤジさん、むかしは自転車に乗ってたからゆうて
今も乗れるもん違うと思うよ。
オヤジさん、むかしは歩けとったけど、今は歩けへんやないの」
「そんなことは無い、自転車は機械や、足と違うんや」
「??????????」変な理屈。
後は全員無言で食事を続けました。